「本社の社員は立派なオフィスで働いているのに、現場は掘立て小屋みたいな仮設事務所というのは、建設業界ではよくある話です。仮設事務所にお金をかけられないのはわかりますが、1日の大半を過ごす職場がひどいと、現場の士気に影響するんですよ。その点、オノコムは仮設事務所でも快適な環境を整えてくれ、現場を大事にしている会社の思いが伝わってきます」と工事本部の曽木宏工事長は話す。
オノコムは、仮設事務所でも快適な環境が整っており、本社にいるときと遜色ない働き方を可能にしている。
「ありがたいのは、社員の要望に向き合ってくれることです。この仕事って、ウィークリーマンションやホテルで長期間1人暮らしを強いられたりするのが当たり前なんですが、オノコムは『家庭の事情を伝え、家から通える現場にしてほしい』といえば、ちゃんと考慮してもらえます。そういう面で社員を大切にしてくれる会社だと思います」(工事本部 統括工事主任 中山裕之)
「大学の同期や卒業生は同業者が多いのですが、職場がブラックで辞めてしまう人が結構多いんですよ。彼らと話すと、オノコムの働きやすさを実感します」(工事本部 工事主任 今田啓太)
「僕は、以前はメーカーに勤めていたのですが、前社と比べてもオノコムは相当働きやすいと多います。特に上下関係がなく、風通しの良いところが良いですね」(工事本部 藤澤尚史)
このように工事部の社員は、現場の働きやすさを高く評価する。その働きやすさの背景は、部署間の壁がないフラットな組織や、デジタル化・クラウド化による業務の効率化が関係している。
「例えば、リモートで杉浦CDO(Chief Digital Officer)と打ち合わせしているとき、『工事の進捗状況を毎朝、協力会社さんと共有できると楽になるんですけどね・・』みたいな一言をボソッというと、施工状況をクラウドで管理・共有できるツールをその日のうちに開発してくれるんですよ。打てば響くというか、本社が常に現場を気にかけてくれるから、社員はモチベーションを高く保てるのだと思います」と、曽木工事長。
近年のオノコムはデジタルで注目を浴びているが、実はデジタルの図面やコンセプトを現実に落とし込む部分は、現場の力なくしてはありえない。土台がしっかりしているからこそ、画期的なテクノロジーが“絵に描いた餅”にならず、リアルな構造物に落とし込めるのだ。地に足のついた“現場力”こそ、オノコム最大の武器だと言われる所以はここにある。
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